空間デザイン

なぜ、人は風景を見ると安心するのか?

バイオフィリックデザイン待合環境患者体験空間心理
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会計を待つあいだ、ふと目に入った緑に、肩の力が抜けたことはありませんか。

自然と心の、静かな関係

緑や水辺、空の広がりを目にすると、心拍や血圧が穏やかになる傾向があると言われています。これは「バイオフィリア(生物親和性)」と呼ばれる、人が自然とのつながりを求める性質に由来すると考えられています。

「バイオフィリックデザイン」という考え方

近年、オフィスや医療施設の空間づくりにおいて、自然の要素を取り入れる「バイオフィリックデザイン」という手法が注目されています。窓の外の緑だけでなく、映像や素材を通じて自然を感じられる工夫も、その一つとされています。

緊張しやすい場所だからこそ

病院やクリニックは、体調への不安から、無意識のうちに緊張してしまう場所でもあります。1984年に発表された、術後患者を対象にしたある研究では、自然の景色が見える病室にいた患者の方が、回復が早く、鎮痛剤の使用も少なかったと報告されています(Ulrich, 1984)。

待つ時間の質を、変えるということ

待合室で過ごす時間そのものをなくすことはできなくても、その時間の質を変えることはできるかもしれません。風景を眺めるという自然な行為が、緊張をほどく小さなきっかけになります。

LOOOKが大切にしているのは、そうした風景の力を、日々の診療空間に取り入れることです。

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